お知らせ

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ご案内【2024年3月 広島芸術学会「芸術展示」第13回展の開催】

【2024年3月 広島芸術学会「芸術展示」第13回展の開催】
 
 本学会では、1996年以来、原則隔年で「芸術展示」を開催してきました。その第13回展として、「リ/フレーミング-美術におけるフレームの再考」を下記のとおり開催いたします。
 
1 主  催: 広島芸術学会
2 会  期: 2024年3月21日(木)〜3月26日(火) ※会期中無休
3 会  場: 合人社ウェンディひと・まちプラザ 北棟4F ギャラリーB
      (〒730-0036 広島県広島市中区袋町6-36)
4 開場時間: 10:00〜17:00
5 入 場 料 :  無料
6 趣  旨:
 このたび芸術学会では「リ/フレーミング-美術におけるフレームの再考」展を開催します。この間、猛威を振るった新型コロナも次第に減衰し、ようやくモニターというフレーム越しの展示鑑賞から対面でのリアルな鑑賞が復活してきました。こうして芸術作品をとりまく社会的また物理的な「枠組み」が変容する中で、改めて「フレーム」に着目した作品を紹介いたします。
 この展示に先立ち、広島芸術学会では同タイトルのシンポジウムを開催しました。登壇者たちによる発表は、作品と額縁の関係性から、作品の保護としての表装、額縁の除去による空間の変質、そして作品を展示する空間そのものへの意識といった側面から「フレーム」に対して多様な気づきを与えるものでした。日本国内においても庭園文化が生んだ借景から、地域の歴史や風土という枠組みにおいて作品を鑑賞するアートプロジェクトなど、額縁や表具に止まらない作品を取り巻くフレーミングは多様な発展をとげていると言えるでしょう。
 本展は、額縁や展示台といった付随物について、あるいは展示という枠組みの中にある作品について改めて考察していきます。作品を鑑賞することとは何か、作品を作品たらしめているものは何か、11名の作家によるそれぞれの問いや表現をご覧ください。
 
7 出品作家:11名
足利華嶂、岡 孝博、小田茂一、才田博之、田村美智子、千田 禅、范 叔如、平野邦明、船田奇岑、細萱航平、薮野圭一(広島芸術学会会員)
 
8 関連イベント:出品者によるギャラリートーク 2024年3月24日(日)11:00-12:00
 
※チラシURLリンクは、以下です。
https://drive.google.com/file/d/1qgJvIoE5oqlG8-hYo38lqFdNKgMNkw5q/view?usp=drive_link
 
9 本展に関する問合せ先:
広島芸術学会 第13回芸術展示担当
今井みはる(アートギャラリーミヤウチ)
〒738-0034広島県廿日市市宮内4347-2
E-mail. imai@miyauchiaf.or.jp